外国人社員の日本と出身母国の文化習慣の理解について

March 20, 2017

今もそうではありますが、特に爆買いが流行っていた頃、世界中に中国人が溢れかえり、そのマナーの違いにいわゆる先進国はびっくりする報告やSNS記事が世界を駆け巡りました。

学歴が高く、ある程度所得のある環境で育った子は、世界中でかなり同じような生活をし始めていますが、やはり生活習慣、文化の違いというのは埋めようのない事実だと思います。

私が個人的に聞いたことですが、米国系企業の日本支社長として派遣された方が、六本木に月100万円以上するマンションをあてがわれ、東京アメリカンクラブのような外国人が集いやすい場所への会員権も付与され、運転手もついて、年に2〜3回はビジネスクラスで家族全員が日米を行き来できるという権利までつきながらも、やっぱり水が合わないという理由で2ヶ月ぐらいで帰国してしまったという話もあるぐらいです。。。

日本の文化習慣の理解

日本の国内で働く以上、外資系であろうと日系であろうと日本の文化習慣を無視しては過ごせません。特に日系の歴史ある企業の場合(そして多くの外国人はそのような歴史ある企業で働きたがるのですが)、日本の文化や習慣に根ざした企業ルールや慣行が明文化・非明文化含め存在していることと思います。

明文化していればまだしも、非明文化した文化・習慣については私達日本人も意識していませんから、幼い頃から日本で育つという経験がない外国人の場合、最初の数ヶ月、あるいは1〜2年はどうしても摩擦が生じてしまうでしょう。

ですから、外国人を雇用しようとする場合、摩擦が起きないようにがんじがらめなルールをするよりも、極端な話ゲームをするような感覚で、楽しんで表出した問題を浮かび上がらせ、解決に向けて多くの社員の間で共有できるような環境を作る方が生産的ではないでしょうか?

 

外国・出身国の文化習慣の理解

外国人社員に日本の企業文化を理解してもらおうという試みは当然ながら行うべきで、おそらく日本企業で働こうとする外国人社員はその覚悟ができていると思います。

ですから多少の摩擦が起きたとしても、外国人社員にとってはその違いをうまく対処する方法さえ理解できればうまくやって聞けると思います。

むしろ気にすべきなのは日本人社員の方です。

郷に入っては郷に従え。合わせるべきなのは日本人社員よりも新人でおそらく数も少ない外国人であろうことに間違いはないと思いますが、やはり日本人社員も彼らの文化習慣を理解した上で、共存できるところを探し、折り合いをつけていく必要があると思います。

日本人は議論を避けると言われますが、議論するような段階になる前に、お互いのことを知るということが有効かもしれません。

「日本企業は飲みニケーションが大事、外国ではアフター6はすぐ帰る」などという話を信じておられる方もいらっしゃると思いますが、例えばアメリカであれば週末、上司宅で開かれるBBQ(バーベキュー)に付き合わなければならないとか、新入りは何かをする決まりがあるなど、外国にも本音はしたくないけど、付き合いだからしょうがないという話はよくある話なので、お互いを知るために一緒に飲みに行かないか?とためらわずに誘ってみてはいかがでしょうか?

 

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