外国人と交渉する、指示を出す、お願いをするときのコツ

March 7, 2017

外国人と日々接していると、当然ながら彼らに対してお願い事をしたり、職場であれば指示をすることが多発します。日本人同士でも意思疎通を図ることは決して簡単なことではありませんが、文化も言葉も異なる外国人となると頭を抱えてしまう人も多いでしょう。

人に自分が思っている通りに動いてもらうためには、ある意味「特殊な技能が必要」と割り切って、そのコツを覚えてしまうのが早いと思います。

では、以下、私が個人的に培い実践している、外国人と交渉するときのコツをお伝えします。

 

全体像を明らかにして、相手の役割期待を明確にする

自分が頼まれごとをする立場だと考えればわかりやすいと思いますが、自分が依頼されていることが、相手が行なっている仕事や考え事のどの位置にあるのかがわからないと、小間使いみたいに扱われているようで嫌ですよね。

上司、部下という上下関係が明確だとしても、お願いしたことがこちらの期待通りに返して欲しければ、相手が納得して動けるようにまず全体像を話し、その中のどの部分を依頼しているのかということを明確にするのがポイントです。

全体像と自分の役割期待が明確になっていれば、文化の違う外国人でも論理的に話し合いが通じるので物事がスムーズに動くことが多いです。

家族や先輩後輩のようなウェットなコミュニケーション(言語に現れないコミュニケーション)をできるだけ減らし、因果関係を明瞭にしてから打診してみてください。

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相手の損得を明確にする

札束でものを言わせるわけではありませんが、人を動かすためには、相手が動きたくなるような、動いた方が得だなと思うような誘いかけをするのがポイントです。

文化が違うと細かいやり方で相違が生じ、その細かいところの相違がわからず悩んでしまうことがありますが、その依頼事項を引き受けるとどんな得が自分にあるのか。更には、依頼主にもどんな得があるのか。得を明確にすることで、細かいところは気にせず物事を進めることができるようになります。

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人間力で押し切る

論理的に話す、メリットを明示する。いずれも外国人との交渉などで、相手を動かすために必要なことではありますが、それだけでは実は不完全な場合が多いと思います。

実は、外国人と交渉する際に最も大事と行っても過言ではないのが人間力です。

言葉が通じないとしても、不思議と人間力というのは伝わるもので、逆にいえば人間力が凄ければ多少非論理的だったり、そんなに得でなかったとしても、貸し借り的な人間関係を築き、物事を動かすことが可能です。

人間力はテクニックではないので、簡単にはいきませんが、日頃のリーダーシップの取り方や、プライベートなライフスタイルなど、日々の積み重ねで相手の中における自分のイメージを高めていくことができます。

人間力が高いと思われれば、すなわち、相手が自分に対して尊敬の念を抱くようにすれば、多少の軋轢はあろうとも、外国人は自分の言うことを聞いてくれます。

日頃の行いを見直して、人間力を高めていきましょう!

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