日本企業が外国人の採用をもっと積極的にするべき理由

March 2, 2017

高度人材の採用を増やすなど日本政府は積極的に外国人労働者の受け入れを検討していますね。ですが、その大半は日本人もなかなかしたがらない重労働や低賃金労働に話がいってしまいますが、本来、日本における外国人の採用は日本人では持ち得ないプロフェッショナリティを期待しての雇用が主軸だった時代があります。

それは幕末・明治維新の頃。

たった4隻の蒸気船にあたふたしてしまったあの時代、実は日本は世界の中でも決して文化的には劣っていませんでした。

それを物語るかのように、当時日本を訪れた主にヨーロッパの貴族や高級官僚たちが、母国の文化に負けず劣らずの日本に驚嘆した模様がいくつもの書物に残されています。

確かに軍事力は世界に劣っていた。でも基礎的な文化力はそれほどの違いはない。そう思った当時の日本人は自分たちが持っていない技術や知識をもつ外国人を積極的に登用しました。

いま雇用すべきなのは知識ある外国人

時は流れて2017年。幸いなことに当時よりも日本に憧れ、日本が好きで、日本の企業で働きたいという外国人が多く訪れる国になりました。

日本製の自動車や家電などは高級ブランドとして認知されているからこそ、世界の人々は魅了され、日本に長期滞在をすることを希望し、仕事を得たいと思っている人が増えています。

今後、急激な労働人口の減少が見込まれている日本にとって、重労働・低賃金労働でも働いてくれる人を確保することは大事な視点であることは間違いありません。

しかしながら、補充すべきなのは何もそのような職種だけでなく、普通のオフィスワークであったとしても同様に人手不足を抱えることが見込まれますから、重労働・低賃金労働でなくても、日本人か外国人かに関わらず雇用を維持することが日本企業の発展に欠かせなくなっていると思います。

人材採用は今後20年ぐらい先を見越して

現在、多くの企業の収益源が製品製造などからサービスに移っていると言われています。

よほど特許などで守られた製品でない限り、商品自体が高い利幅をもつことは難しくなっていますから、商品に付随するサービスで利益を拡大していっているという実態はお感じになられていると思います。

現状でもそうなのですが、これからAIなどがどんどん実戦投入されて来ますから、これからの企業の競争力の源泉は、労働力ではなく労働の質に益々シフトすることが予測されます。

そのような環境において知識が乏しいけど日本語に問題がない日本人を雇うか、知識も経験も豊富だけど日本語がある程度できる外国人を雇うかが、今後人材確保のポイントになってくることがあると思います。

現在、日本市場はどんどん縮小しています。一方、海外のマーケットは日本の60倍です。

これを考慮に入れると、採用する人材の日本語力をそこまで重視する必要があるかどうか。

より長期的な収益源の確保を狙うのであれば、海外マーケットで良い働きができる外国人メンバーを揃えていくことの方が重要なのではないか、と考える企業がもっともっと増えてもいいと思います。

弊社の母体であるCOTO ランゲージアカデミーに通う生徒たちを見ると、ほぼ全員英語でのコミュニケーションに問題を持っていませんので、彼らのような人材をうまく活用することも、生き残り策としても、積極拡大策としても検討を深めて行く必要があるのではないかと感じています。

日本企業で働きたいと思っている外国人をトライアル雇用できます

そんな迷ってしまう方のために、弊社ではCOTO ランゲージアカデミーの卒業生を中心に、日本企業での職業体験を希望する外国人との方をマッチングするサービスを始めました。

詳しくはこちらをご覧ください。